117委員会とは? 〜目的・活動〜

【※参考】第42回炭素材料学会年会(平成27年12月2日、関西大学)において、各主査による117委員会の説明と紹介が行われました。その時の「配布資料」「プレゼンスライド」も併せてご参考にしてください。


【目的】


炭素材料は、ダイヤモンド・黒鉛・カルビンの同素体とその複合系から構成される極めて多様性のある材料です。近年は、フラーレン、カーボンナノチューブ、グラフェンというナノカーボン材料について基礎研究から実用化に向けての取り組みが活発に進められている一方、黒鉛電極材料、炭素繊維や多孔質炭素、カーボンブラシのような従来から知られた炭素材料・用途についても日々新たな技術革新を求めて研究開発が行われています。本委員会では、これら広範な炭素材料の製造・利用・評価に関する調査や基礎研究、応用研究、規格化などの活動を展開し、当該技術分野の科学と技術の発展に寄与することを目的としています。

【委員会構成】


委員会は、大学・公的研究所などの学界における著名な炭素材料研究者の委員と、趣旨に賛同いただいた会員企業からの委員とで構成されています。また、オブザーバとして議論に参加していただく委員外登録者やこれらの同伴者も含めて、活発な議論に努めています。

【活動】


◎定例委員会・研究会(年4回)

定期に開催する委員会・研究会では、炭素材料の研究開発に関する最新の話題に関しての議論を行っています。ここでは、その取り扱う内容によって4つの分科会に別れて、まとまった研究の報告は勿論、解釈に困った問題、最新のデータ等を出席者が簡単な「提出資料」として自主的に持ち寄って発表し、1件あたり15分から60分の質疑を行っています。学会と異なり制限時間に縛られない討論時間と前日まで発表を申し込めることで最新の話題提供を気軽に行えることが、本委員会での討論の特徴となっております。一方、事前にある程度発表内容が知りたい、との要望にも応え、毎回1,2件の講演タイトルを主査のアレンジにより事前に用意、案内する試みを今後始めることにしています。研究会は原則として非公開で、委員・委員外登録者、および、その同伴者に出席を限っていますが、参加にご興味のある方は事前に御相談いただければ、非会員の方でも聴講が可能です。この場合、こちらまでお問い合わせ下さい。これまで提出された資料タイトルについては「提出資料(発表)録」をご覧下さい。


◎特別講演会

特別講演会を年に一回企画し、委員会外部にも公開して新進気鋭の若手と著名な研究者に講演を依頼しています。近年の内容は「特別講演会」をご覧下さい。


◎国際セミナー

海外の炭素材料の著名な研究者を招いての国際セミナーを不定期に開催することがあります。特別講演会として開催する年もあります。これまでに、ドイツとの二国間合同セミナーや、アジア各国から研究者を招いた東アジアカーボンセミナーなどを開催しています。近年の内容は「特別講演会」をご覧下さい。


◎協賛事業

炭素材料学会など、炭素材料の研究に関連の深い学協会イベントに協賛しています。

◎その他

会員同士のネットワークを活用して、研究プロジェクトの実施や炭素材料の測定・評価法に関する規格化を行っています。また、著作物の出版や、炭素材料学会の機関誌「炭素」上で117委員会のイベントや成果の各種報告を行っています。近年の活動事例は「活動報告」をご覧下さい。